父が余命宣告をされ、奇跡を願い、実行した2つのことがあります。
“病気が治る”という奇跡を願いした行動
1.「ありがとう」、という言葉をひたすら言う。
2.願望実現、潜在意識、思考は現実化する、引き寄せの法則系の実践
1の行動に関しては、このブログで何度か書いてきました。
きっかけは、小林正観さんの『ありがとうの奇跡』という本に書いてあったあるガン患者の女性の奇跡を読んだから。
父が余命宣告をされたその日から、亡くなるまで(今でもですが)ずっと、「ありがとう」を言う回数は一定ではありませんが、毎日続けていました。
そして、“病気が治る奇跡”は起きませんでしたが、奇跡と感じる時間・日々を1年間過ごすことができました。
ただ、2に関しては、潜在意識が怖くなり、願うことをやめました。
どうして怖くなったのか?
心の奥底で、無意識で、頭の片隅で、やはり、癌という病気が怖かったことを、恐れているのを、分かっていたから。
神さまという存在がいるかどうかは知らないが、そういう存在に筒抜けだと思ったから。
その恐怖は、決して自分の中からなくせない、なくなってくれないと、思いました。
ごまかすこともできないと思いました。
癌が怖いという気持ちは、癌に対して怒りのような感情があるのは、なくせるわけないだろ。
余命宣告されたんだぞ、大切でたまらない人が。
どうすれば、何の疑いもなく、期待だけをして、心から信じて、意識的にも無意識的にも
願望実現を願えるのか、その心の取り組み方を知りたかった。
簡単なことじゃない、当たり前のことじゃないと、思っていた。
だから、潜在意識や願望実現、思考は現実化する、引き寄せの法則系の本などの情報から、動画から、私は逃げました。
一切、目に触れることがないように、耳に聞こえないようにしました。
(聞いているだけで奇跡が起きる系の動画は流しっぱなしにしたりしましたが)
1の「ありがとう」をひたすら言う、は続ける事ができました。
続ける事に関しては恐怖を全く感じませんでした。
何故なら、「ありがとう」を言いながら、「ありがとう」に思いが籠っていなくてもいいと、回数だけをひたすら言えばいいと、本で読んだから動画で見たから。
それに、父に対して、「ありがとう」という言葉を心を込めて言うことは簡単だったから。
「ありがとう」と思っていたから。
願望実現、思考に関しては、言葉ではいくら“健康である””健康にどんどんなる“と言っていても、紙に書いても、心の奥底では弱気なことを思っていることを自分自身分かっていました。
それに、「ありがとう」をひたすら言うというのは、もちろん奇跡を起こしたいというベースがありながら、私自身の浮き沈みする心の波を少しでも小さくする効果もあったんですよね。
だけどもし、弱い私とは違い、心の奥底から、無意識で、できると思える方ならば、この本はとても読んでほしいと思う本です。
※ただし、家族としてできること、として書いてあるのではなく、本人がすること、として書いてあるものがほとんどです。。
おすすめする2つの理由
- 病気に関しての奇跡が多く書いてくれてある本です。
(多く・・というのは、私が読んだ本達の中で、という意味です。。。仕事や人間関係、お金に関する奇跡は多く書いてある本がほとんどですが、病気に関して書いてくれている本って少ないな、という思いです。人の生死に関わることはやはり書くの慎重になるだろうから分かる気もしますが・・・)
- 願望実現を願う時するべきこと、言葉を具体的に書いてくれてある本です。
とても具体的に唱える言葉を書いてくれています。
ただ私にはとても長いな、、、、と感じてしまいました。このことも、続けてするのは難しいなと思った理由でもあります。。
私が奇跡を願い読んだ本
『マーフィー 世界一かんたんな自己実現法』

『マーフィー 世界一かんたんな自己実現法』の概要
著者:ジョゼフ・マーフィ― 富永佐知子訳
出版社:きこ書房
出版年月日:2015/8/19
ページ数:222p
病気に関しての自己実現法が書いてある箇所
第6章 「病は気から」というのはホントの話 という章に、書いてあります。
25個の話が書いてあるのですが、そのうち17個に実際に起きた体験談があります。
(※日本での話は1つも書いてありません。)
私が読んだ“病気に関してのことが書かれている潜在意識系の本達”の中では、1番様々な話が書いてくれてありました。
例えば、その中の一つとして次のような話が書いてありました。
・癌を克服した人たちの話。
メキシコのある病院でレアトリル(70年代にブームになった制癌剤だが、米国立癌研究所の試験により癌には効かないと証明された)の治療を受けたところ、癌が完治したそう。
何をしても治らなかった患者がレアトリル治療により回復した、という記事がアメリカの新聞に何度も掲載された。
いくつかの話の共通のことは、病気をしている本人に「自分は治る」と信じている、もしくは信じ込ませている、ということ。
ひたすら信じる気持ちと潜在意識とが、もともと備わっていた無限の治癒力を目覚めさせる、ということ。
様々な病気や身体の不自由を抱えた人達が、病気が治った、快方に向かうという経験を体験できている話がある。ネットではなく本に書いてある。
潜在意識系の本や情報というのは、調べたことがある方なら誰でも分かるかと思いますが、病気に関わること、特に生死に関わることは、ほとんど書いてくれてありません。。
それだけ書く方も責任が伴うことですから情報が少ないのは理解できます。ネット記事も個人記事やブログは載りませんしね。
しかしその情報の少なさは、医療の力ではない病気に関する奇跡体験、を探していた私にとっては心弱くなることがありました。
ですからこの本のこの奇跡体験の量というのは、他の本とは比べ物にならないほど多いな、というのがまず感じたことです。
ただこの手の本でよくあるように、全ての話が日本以外でのこと。
そして全ての話が病気の本人が自己実現をするために本人が試し成功したという話であること。
病気本人の方が自ずと行動する、というのは、大病をしたことが有難いことにない私にとってはあくまで想像になりますが、なかなかできないことだと思うのです。
私は父が余命宣告をされた。父とはいえ、大切とはいえ、身体は違います。心は違います。
離れている存在です。生き物です。
だから周りからは馬鹿だと思われるかもしれない奇跡を信じることができると考えています。行動できると考えています。
だから家族としての情報があればいいとずっと思っています。
本人でない、周りの人ができること。
家族ができること。恋人ができること。友人ができること。
(できること、です。100%の効果があるかは別として。効果が分からなくても何かしたいと、思う人はいると思います。)
この本の中では家族の立場としてできそうなこと、としては以下のことが書いてくれてありました。
病人のために祈るときは、その人にも癒しの本質が備わっていると念じましょう。果てしなく豊かな心の力に目を向け、究極の安らぎや完全な調和、美、無限の愛とパワーをイメージしてください。悪い症状のことばかり思い悩まないように。かぎりない癒しの力が病人の体を流れ、強さをもたらし、健康を回復させると信じること。調和・美・完璧な体・至高の愛がもたらされると思ってください。そうすれば、癒しの言霊を送ってあげられるでしょう。
ー『マーフィー 世界一かんたんな自己実現法』 内にある無限のパワーで、気力体力ともに充実 より引用
信じる・・・・・これが、なかなかに難しいんですよね。
願うことより、信じることの方が難しかった。
医師の話、医者が見せる腫瘍の写真、
今まで自分が生きてきた経験の中で勝手に得てしまった同じ病気の他人の人たちの結果、ドラマや映画での曖昧な知識・・・・・
事実なこと、事実でないことの区別が曖昧で、それを分かっているのに頭と心は振り回されて。。。
本当はその症状が悪いのかすら本質的に理解できてさえいないのに、悪い症状なんだと思い込んでしまう、信じ込んでしまうことだってある。
で、勝手に本人でないくせに落ち込んで、不安になって、怖くなって、悩んで。。
健康がこの先どんどん回復していく、回復させることを信じること、分かってる、信じれば信じ抜くことができ続ければ、思考はそれに伴う現実を実現させるんでしょ、分かってる!!頭では知識では理解したってば!!
・・・・・・難しいんだよお、それがぁ・・・と、その思考が消滅してくれない自分が怖くなり、潜在意識活用による願望実現方法から逃げました。
ずっと信じられる方いますか?ずっと信じ続けたい方いますか?
私は実践することから逃げてしまいましたが、もし私と同じような状況でありながら、私のように実践することから逃げない方がいるなら、かなり具体的な唱える言葉をこの本では紹介しているので読んでみてください。かなり参考になるかと思います。
いくつかある中の1つをここでは紹介します。
健康のイメージを潜在意識に植えつけるためのガイド・・という項にある言葉です。
「欠けるところのない力がわたしの心にあらわれてくる。健康のイメージがわたしの潜在意識を満たす。創造主の心の中には、わたしの完全な姿が浮かんでいる。わたしの潜在意識は、その姿とぴったり合うよう、体を作り直す」
ーー『マーフィー 世界一かんたんな自己実現法』 健康のイメージを潜在意識に植えつけるためのガイド より引用
この言葉を、一日に何度かリラックスした状態でゆっくりと静かに唱える。
この方法により、健康な体というイメージを潜在意識に植えこむことができる、そうです。
リラックス・・・ここでもまた、あの当時の私には難しいな、と感じてしまったことが書いてありましたが、何故リラックスするのかについても書いてくれてあります
願望やイメージを心に取り入れるには、まず気持ちを落ち着け、静かにリラックスしましょう。こうすることによって、まわりのできごとや間違った考えからの影響をなくし、理想のイメージをスムーズに取りこめるようになります。それだけでなく、心が落ち着いて感受性が強くなれば、イメージするときの効率もよくなります。
ーーー『マーフィー 世界一かんたんな自己実現法』 健康のイメージを潜在意識に植えつけるためのガイド より引用
私が逃げ出した点
たとえば、自分の成功を確信し、やる気にあふれたビジネスマンが「きみは失敗する」といわれたところで、笑い飛ばすだけで耳も貸さないでしょう。暗示で落ちこむどころか、かえって負けん気に火がついて、絶対に出世して勝ち残ってやるぞ、と決意を固めるはずです。なぜなら相反するふたつの暗示を受けても、潜在意識には強い方しか組みこまれないからです。
ー『マーフィー 世界一かんたんな自己実現法』 はじめに より引用
この例え、とても分かりやすいなぁ、と思いました。
自分自身の経験と重ねて、職場で他社に大事なプレゼンをする際、周囲には「難しい」「失敗する方が当たり前」と、やる前から当たり前のように諦めた発言をどんなにされても、耳も貸さなかった。
むしろそれだけ自分が前に進めると、上に進めると、かえって決意が固くなり、結果、大成功した。
自分がすることの成功を自分自身で確信している時、揺るぎない自信がある時、相反する弱い方の暗示は組み込まれないことを経験上知っている。
仕事のことでならあんなに強気に思えていたことが、健康、病気、大切な人、のことになると、相反するふたつの暗示に、行ったり来たりの毎日でした。
強気になれる日もあれば、弱気になるだけの日もある。
1日の中でも行ったり来たり。
笑い飛ばして奇跡を信じ続けることが難しいと思ってしまいました。
笑い飛ばしたいのに笑い飛ばせなかった。
耳を貸したくないのに、耳に嫌でも入ってくる、入ってしまう声から逃げたいのに。
心の底で、自分が思っているかもしれない思いが怖かった。
自分で意識することができない自分の潜在意識が怖かった。
強くありたいと思っても強くあり続けられない自分が嫌で、情けなかった
願望実現を行うプロセスは、意識したくない思いを余計に意識してしまいそうで。
怖くなってしまった私は、潜在意識・引き寄せ・願望実現系から逃げました。
まとめ
この記事では、上の本を紹介しましたが、願望実現、潜在意識、思考は現実化する、引き寄せの法則系の本は、「ありがとう」の病気の奇跡が書かれている本に比べると、多数あります。
私は当初、たっくさん読みました。
そして、読めば読むほど、自分の知らない自分の潜在意識が怖くなり読むのをやめ、実践をやめましたが・・
本の量、という点では、読み切れないほどたくさんあるので、試みたい方にはよいと思います。それこそ、キンドルアンリミテッドで、私は50冊ほど読みました。
この記事で紹介した本も、アマゾンキンドルアンリミテッドで読みました。(今読めるかは分かりません)
ただ、“病気を治す”ということについて書かれているものは少なかったです。
あくまで、「願望」を実現する、願望は各々でご自由に設定してね、という感じです。
ですので、この本までページ数を使って、病気が治ることについて書かれているのはなかなかないかもしれません。
時間が大切だから、いらない、今求めていない情報を探す、読むという無駄な時間と心に振り回されないように、参考にでもなれば嬉しいです。
1年前の私のように、言葉ではとても表せない気持ちで1日1日を大切に愛しく生きている家族の方たちの、少しの安心や希望、心を落ち着けるなど、
とにかく心が少しでも良くなることができますように。
2021年6月の、あの頃の、自分に向けてのようにブログを書いています。
最近、暑い日が増えてきましたね。ここは田舎なので、道端に綺麗な紫陽花が咲き始めました。
暑い日、のどがすぅーっとして美味しい、と父がよくガリガリ君を食べていたのを思い出します。
ガリガリ君には本当にお世話になったんですよね。
食が細くなった時も、抗がん剤の影響で味覚が変わってしまった時も、ガリガリ君だけは「美味しい」と食べていました。

父にたくさんの栄養を、笑顔を、届けてくれたガリガリ君。
もはや我が家ではガリガリ様です。
心からの感謝です。
