
人間、生まれたからには、必ず【欲望】があります。
人間が生まれたからには必ず死ぬのが当たり前の事実のように。
ですが、その必ずある【欲望】を、
素直に出せている、実現できているのか?
そもそも、自分自身の持つ【欲望】を分かっているのか?気づけているのか?
私は、あるにも関わらず表に出すのが恥ずかしく、嫌われるのも嫌で、浅ましくも思ってしまい、素直に出すことにためらいを感じます。
知らず知らずに駄々漏れしてる【欲】もあるでしょうが(笑)
また、自分自身気づかないようにしている【欲望】があるかもしれません。
あなたは、いかがでしょうか?
自分の中に確実にある【欲望】について、じっくり考えることありますか?
今回は、【人間の【欲望】を学べる読むべきおすすめ小説】を紹介します。
この物語を読むと、ストーリーとは別に、【人間の欲望】とは、を学びまくれるとおすすめします。
登場人物みんなが自分の欲だけを実現するために生きていることを、隠しもせず見せつけてきます。
人間の欲にはどんな種類があるんだろう?
自分の欲を満たすためなら他人を、本来であれば大切な人さえも巻き込んでいいのか?
そんな、人間の根幹を学ばせてくれるパンチある小説です。
小説の中の人間が、己の【欲望】を満たすため守るため、どんな言葉を発するか、行動するか。
なぜその言葉を言うのか?
なぜその行動をするのか?

著者のこの本を通して読者に伝えたいこととは異なるかもしれません。ですが、どんなメッセージを受けとるか、受け取れるかは、読者次第ですよね?ご了承ください。
人間の【欲望】を学べる読むべきおすすめ小説とは?

『野生の証明』

私が好きな小説『人間の証明』の著者・森村誠一さんの小説です。
1978年に初版発行されたという本です。

野性の証明 (角川文庫)
人間の欲とは、を学べる小説です。人間が持つ欲のさまざまな種類、出し方を、これでもかと、登場人物全てから学べます。
『人間の証明』と同じくらい、登場人物全てが濃いです。
濃いのは小説を読むうえで想像力豊かにしてくれるし世界観がよりリアルに感じるけど、、、
ぺらっぺらなキャラクターばかりの小説よりはいいんだけど、、、
好きな、いや、感情移入できるような、共感したくなるような人物は1人もいない
それは、、、
人の欲望を剥き出し過ぎだから。
言葉に出しすぎ
行動に出しすぎでしょ
小説なんだから美しい心の持ち主が1人ぐらいいてもいいでしょ、いてくださいと思っちゃうぐらい、みんな欲丸出しなんです。

そこが、清々しくて、羨ましくなっちゃう。
真似したら肉親でさえ関係がぐちゃぐちゃになりそうですけどね。
欲望を出さないように、人に気を遣ってばかりの人にこそ「読んでみて、凄いから」って勧めたい(笑)
森村誠一さんの小説らしく、一人一人のキャラクターの深みあるバックグラウンド、犯人は誰なのか?様々な登場人物の視点によるテンポ良いストーリー展開、それが結末に向けて絡まっていく様、、、、
そのストーリーの展開に惹き付けられつつ、一人一人の発言する言葉、行動が、あまりにも自分保身をさらけ出している剥き出しの人間の欲が頭に残ります。
1978年に初版発行されたというこの小説。
昔を感じさせる箇所はあるにしろ、ダイナミックさ、豪快さも最近の小説では感じることができない魅力です。
グロさ、非常さのダイナミックさも格が違う。
追い詰められた主役のとった行動の仰天さも、なかなかないほど豪快。
もうね、最近の本の帯に書いてある「仰天の結末」とか[ラスト○行の衝撃」なんてもんじゃないですから。
そういう本好きな人にもおすすめ!
登場人物それぞれが、どんな欲望を持っているか、どういう出し方をするか、実現するために何をするか?
読みながら、自分の自覚できている欲望、潜在意識にある欲望を 考えてしまいました。

まとめ
自分の発する言葉に欲が滲み出ていないかな?
態度には?
表情には?
行動には?
自分の【欲望】を素直に出せている時はあるかな?
出すことができる場所はあるかな?
出すことができる人はいるかな?
小説の物語の豪快さとは反対に、繊細なことを読了後思ってしまいました。
もちろん、抑えるばかりはよくないと思いますが、出しすぎも、ね。
ほどよく出しつつ、欲を実現できたらいいですね。
それにしても、私が生まれた年に初版発行されたこの小説を読めたことが、とても嬉しいです
小説や音楽や映画、時間がたっても色褪せないものの凄さを、年齢を重ねるごとに感じます。
高倉健さんの『野生の証明』も見てみようかしら。。。