
人間関係に悩む時
お金を稼ぎたい時
仕事を成功したい時
楽に何事も考えたい時
どうして生きているんだろうとふと思ってしまう時・・・等々。
今回は、「家族愛」を感じられる小説を紹介します。
家族の自分への愛、自分から家族への愛、を本を読むことを通して改めて思い、読了後に、切ないような、嬉しいような、幸せなような、じんわり温かさを感じられるような素晴らしい本ばかりです。
「家族愛」を時にはじっくりと思い出し、感じてみませんか?
40代の今こそ読むべき「家族愛」おすすめ小説「沁みるわ」の本

他の方たちのレビューを見ると、本来ここで紹介する本たちは、
”予想のつかない展開にドキドキした”
”この登場人物が心底ムカついた”
”最後の結末にスカッとした”
・・・など、どちらかというとワクワクドキドキ感を楽しんだり、スッキリする系の本かもしれません。

読む人の状況、心の状態により、まさに読後の感想が異なってくる本かもしれません。
ですので、この記事では、まさに私自身が素直に感じた感想とともに「こんな時はあの本」をご紹介させていただいております。
まったく違うじゃん、著者の伝えたいことはそんなことじゃないよ!という意見はご遠慮くださいね(笑)
①「マリアビートル」

是非、ご自身で親父の言葉を本で読んでほしいので、ここではネタばれしませんが、私は親父の言葉を読んで、泣きました。
いろんな感情が溢れました。
正直、その感情のすべては私的なことへの感情です、小説のキャラクターや内容に対する感極まるものではありませんでした。
でもそれぐらい、私の心を、感情を揺さぶった本でした。その私的な感情の揺さぶりが落ち着いたとき、ちゃんと小説の中の世界には戻りましたよ(笑)
『マリアビートル』の概要
著者:伊坂幸太郎
出版社:KADOKAWA
本の長さ:592ページ
発売日:2013/9/25
②「AX」

恐妻家ということを押し出して書いてはありますが、まるで兜の恋物語を全編的に読まされている感じになるぐらいほほえましくなれます。「殺し屋シリーズ」という物騒な内容にも関わらず、妻へ、そして息子への溢れんばかりの愛物語を読ませてくれます。
家族といえどもずっとそばに物理的に入れるわけではありませんよね。
離れているときに、家族のことを気にかける。そんな小さなことが、まわりまわっていつか、大切にしたい人を大切にする。
兜の妻と息子への言葉や行動を読みながら、父はどんな言葉を言ってくれていたかな、どんな行動を家族のためにしてくれていたかな、とふと思い出し思い出しつつ微笑ましい気持ちにさせてくれる本でした。
『AX』の概要
著者:伊坂幸太郎
出版社:KADOKAWA
本の長さ:384ページ
発売日:2020/2/21
③「重力ピエロ」

父親の息子への思い、それに伴う父親の正義、世間的に自分事として考えられない目線で見れば、後ろ指をさされることだとしても、もうこの本の世界に入り込んでしまったら、父の深い愛だけを感じる不思議。
綺麗な水彩で描かれた物語を順番に見ているような感覚で読める物語です。
伊坂幸太郎さんの作品の中で一番好きな小説です。ザ・家族愛。家族、とはを知れる物語。大好き。
『重力ピエロ』
著者:伊坂幸太郎
出版社:新潮社
本の長さ:381ページ
発売日:2006/7/1
まとめ
今回は、【40代の今こそ読むべき「家族愛」おすすめ小説「沁みるわ」の本】を紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
今回は、私のセレクトですが、皆さんならどの本を選ぶでしょうか?
それぞれ、家族との関係性、今の状況、過去・未来の状況、家族への思い・・・により、同じ本を読んでも全く違う感想を抱き、また、全く違う本をセレクトすると思います。
今回ご紹介した本をキッカケに、改めて”家族”のことを、”家族だからこその愛”に、本を読んでいる時間だけでもじっくりと、思いを巡らせることができたら。
異性への愛はトキメキもあるせいか考える意識なく考えてしまえる時があるのに、いざ”家族への愛”は、身近に当たり前にあると思いすぎていて意識に上がることも少ないですよね。。
当たり前にあると思っている愛ほど、あたたかく、大きく、深く、どれだけ自分を支え続けてくれているのか。
40代の今だからこそ、心に身に染み入る本を紹介いたしました。
また、こんな素敵なあたたかさをくれる本たちを見つけていきたいです。
本探しをするときは、ここ5.6年はもうキンドルアンリミテッドばかりですね。
歳をとるにつれ、いつか捨てる時の手間のことまで考えるようになり(笑)、手元に物が残らないサービスは有難いです。
少し悲しいですが(笑)
と、言いつつ、よほど気に入った本は購入してしまいます(笑)(この記事のものは上3冊を購入してしまっています(#^.^#)
そして、ここからは、同年代の方、というよりも、一部の方向けに読んでほしくて書いております。
ちょっぴり明るい話題ではありませんので、読みたいと思ってくださった方のみ読んでくださいね。
私は2021年に父を亡くしました。
もし、もしですが、私と同じような経験(父親を亡くした)を最近してしまった同年代の方がいたら、”本なんて読む気分にならない”と思うかもしれませんが、無理にはおすすめしませんが、やっぱり上記でおススメした本たちはおすすめしたい本です。
人により、思い出す父の愛情は様々でしょうが、自分自身に生まれた時から積み重ねてきてくれた愛を思い出し、あたたかな読了感を感じられるかと思います。
父が元気に生きている時にも読んだことのある本ですが、亡くなってから時間が経ち読んだ時には、またあの頃読んだ時より深く、”父親の家族への愛”というものを感じました。
泣く気はなかったのに、思わず感極まりつつ、またじんわりと、涙してしまいました。
40数年、生きていると、”別れ”を経験してしまうことが増えていきますね。
仕方のないことですが、悲しく、寂しいです。
”別れ”を経験していない状況にある同年代の方を、正直羨ましく思ってしまう時があります。
40代で、独身。自分自身の夫や子供がいない分、両親への思いは、もしかしたら強いのかもしれません。
言い方を変えれば、”依存”もほんのりあるかもしれません。
どんどんこの世に取り残される感覚を感じて怖くなる時もあります。
10台、20代、30代の頃に、今回紹介した本を読んだら、「あー、面白かった」という印象を一番強く残した本かもしれない。
40代になった今だからこそ、心に染みる本になったのかもしれない。
世の中に、たくさんの本がありますが、本との出会いは不思議ですよね。
これからも、様々な本を楽しみ、「こういう時にふと読みたい」本を見つけ、読み返すことも楽しむ、そんなゆったりとした時間を生きていきたいです。
で、これは関係ない話ですが、伊坂幸太郎さんの本の多いことよ。(笑)
殺し屋とか日常とはかけ離れている世界のことだけど、日常っぽさを感じさせるマジック(笑)好きです。

「家族愛」番外編

さて、ここからは、番外編として、「”家族愛”は感じたけれど、どうしようもなく切ない。(辛い方の)」おすすめ小説をご紹介します。
あたたかな読了間を味わえる、というよりは、切なさでいっぱいになった本です。
「人間の証明」

ネタばれになってしまいますので、あまり書けないのですが・・・。犯人探し、だけに焦点を絞り読むのであれば面白い。ですが、「切ない」の一言の感想になってしまいました、私は。本で読むより、2時間ドラマなんかで見たいかな、本だと切なさが大きくて・・。。
でも、是非一度は読みたい、読んで良かった本です。
このストーリーに『人間の証明』ってタイトルをつけるのが、凄い考えさせられるんですよねぇ。
『人間の証明』の概要
著者:森村誠一
出版社:KADOKAWA
本の長さ:509ページ
発売日:2015/2/25